事前準備
Preparation
一般的に、葬儀はお通夜や告別式、火葬の手続きを思い浮かべる方が多いと思われます。しかし、ご遺族が短時間の中でやらなければならないことは、多岐にわたります。 もしもの時に備えて、一般的な葬儀の手順やご遺族の役割を把握し、準備をしておくことで、落ち着いた対応ができるようになります。
急な危篤の知らせには、誰もが混乱してしまうものです。しかし、そのような状況でも平静を保ち、まずは家族や信頼できる友人たちに速やか知らせる必要があります。危篤の報告は至急の対応が必要となるため、深夜であってもためらわずに伝えることが大切です。
そして、まずは落ち着いてお電話ください。
フラワリングセレモニーは、24時間365日専門スタッフが対応いたします。
- 故人様
- お名前 (生年月日をお伺いする場合もあります)
- ご連絡者
- お名前と連絡先の電話番号 (携帯電話など)
- お迎え場所
- 病院・施設名・住所
- ご安置先
- ご自宅もしくは安置施設など
医師より「死亡診断書」を必ず受け取りください。
寝台車にて故人様をお迎えします。
ご自宅や斎場の安置室まで搬送いたします。
葬儀までの間、故人様を安置するための手配を行います。 自宅に故人様を安置する場合、布団を北枕にセッティングしてから故人様を安置します。
故人様のご安置後、詳細な打ち合わせと見積りの作成を進めます。 葬儀の日程や形式、お料理や返礼品等について、皆様の希望をお伺いしつつ、アドバイスをさしあげながら、見積もりをお作りします。見積もり作成が終わった段階で、公的な手続きやお車などの手配をさせていただきます。
- 式場と日取りの日程
- 葬儀の形式と規模や予算
- 通夜ぶるまいや返礼品の数の設定
- 遠方から来られる方の宿泊先などの手配
など。
葬儀の流れ
Flow
プランや内容が決まり準備が整いましたら、葬儀がはじまります。また、プランよっては葬儀の流れが若干異なることがございます。不明点などございましたら、お気軽にこちらまでお問い合わせください。
「納棺の儀」は、故人様が棺へと安置される作業で、ご遺族や友人らが故人様との最後の別れを告げるための重要な儀式となります。我々スタッフが丁寧に身支度を整え、ご遺族の気持ちに寄り添いながら行います。
「お通夜」は、故人様を偲ぶための儀式です。ご遺族や親族、友人等が集まり、故人様に対する祈りや供物を捧げます。また、参列者がご遺族に対してお悔やみの言葉を伝え、故人様とのお別れを惜しむ時間でもあります。
- 遺族と参列者の着席
- 僧侶の入場
- 読経
- 焼香
- 僧侶の法話
- 喪主の挨拶
- 通夜ぶるまい
「葬儀」は、故人様をあの世へと送り出す儀式で、多くの場合宗教的な儀式に基づいて行われます。一方で、「告別式」は、故人様の友人や知人が最後のお別れを告げる儀式で、本来は別の行事ですが、現在では葬儀に続けて行うことが一般的です。
現代日本では、ほとんどのご遺体が火葬され、焼却された後の遺骨を埋葬するという葬法が一般的となっています。
- 火葬（1時間~1時間半ほど）
- 骨上げ
葬儀後の流れ
After flow
葬儀が終わりましたら、法要などを行います。火葬までの一連の流れは把握していても、その後に何が行われるのか分からなくて困る方も多くいらっしゃいます。ここでは、一般的に火葬の後に行われる儀式ややるべき事をご紹介します。
精進落とし
葬儀または火葬の後には、会食を行います。遺族への慰めと共に、美味しい料理を供することで心の休息を提供する場となります。
1～2時間程度、食事を囲んで会話を楽しみます。その後、喪主あるいは親族の代表者が一言挨拶をし、会食は終わります。
法要・法事
"法要"とは故人様への供養全般を指し、特に仏教に基づく法要は"法事"と呼ばれます。
中でも、故人様の命日から7日目に行われる法要を「初七日法要」と言います。
遺品整理・相続
故人様の持ち物を整理し、部屋をきれいにします。遺書、預金通帳、証券等の貴重品が混ざっている可能性も考慮に入れてください。
この財産（全ての権利と義務を含む）は誰が引き継ぐか、つまり誰が相続するかを明確にする必要があります。